[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
落ち込んだときでも、元気なときでも
読みたくなる作家さん、瀬尾まいこさん。
こんな風に感じる作家さんは、いまのところ、他には思い当たりません。
久々に、
「優しい音楽」を読みました♪
短編がいくつか入っていますが、
「優しい音楽」が一番好きです。
家の本棚のスペースが限られているので、
所有している瀬尾まいこさんの本は一冊だけ。
「強運の持ち主」
占い師さんのお話。
占いって、こういう風に受け取ろう~、て思います。
今日読み終わって、すごくよかった本。
「いつもいいことさがし」/細谷亮太
瀬尾さんも、細谷さんも、
優しい気持ちになれます。
細谷さん、聖路加病院の小児がんがご専門の先生です。
(メディアにもよく出られているので、
ご存知の方も多いのでは)
小児がんの先生の本を読んだのは、
はじめてかもしれない・・・
もっと早くに読むべきでした。今まで読まなかった自分が恥ずかしいです。
これは!と思うような本に中々当たらなかったのですが、
いくつか、良かったなぁと思う本があったので、
忘れないために。
*『天に堕ちる/唯川恵』
これはとても面白かった。
9人の女性+1人の男性がそれぞれ主人公の短編集。
どの話も(特に女性だと)胸がぎゅーとなってしまいそうです。
破滅に向かっているようで・・・でも堕ちていく先は「天」。
出張ホストに借金までしてお金をつぎ込む女、
自分がいないと家事が回らないと思っていた娘夫婦の妊娠に何とも言えない女、
息子を溺愛しすぎる女、
追っかけと親の離婚に揺れ動く女・・・
など、自分に遠いようで近いような、物語。
「黎子」さんの章は、馬鹿だなぁ、と思いつつ、
息子の母としてどきり。
タイトルほど暗くないし、短編で読みやすく、余韻も残り・・・
唯川恵さんの中で一番好きな作品でした。
*『横道世之介/吉田修一』
これは図書館で数百人待ちでした。
さすがは吉田修一さん。
平凡な大学生とその周りの人の現在と学生時代の物語。
バブル世代には特に、懐かしいかもしれません。(1万円がヒラヒラするかんじが)
そうじゃなくても、学生の時の、
だら~りとした、私、何やってただろう?
みたいな感覚がとっても懐かしかったです。
主人公の世之介はどこにでもいる、
地方出身の大学生(おそらく法政大学を想定)の話です。
淡々としているけれど、じ~んときたりします。
恋あり、友情あり、なんて書くと、非常に熱い感じですが、
もっと淡々としてます。確かに、日々って、いちいち熱くはないです。
祥子ちゃんという女性も素敵です。
現在の世之介がどうなったか、
これも実際の事故をモデルにしていると思われます。
中々よかったです。
割と分厚いけど、すぐ読めました。
ここでちょっと変わり種。
*『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方/明橋大二』
最近、起きているときはもちろん、
寝ているときもひっついていないと、すぐに起きることが多い息子に、
どうしたもんかね~、と思っておったのですが、
そんな時に、会社の方が貸して下さいました。
子育てに対して落ち込んだりしているときに読むと、
ちょっぴり肩の力が抜ける気がします。
(最初はすっごくいい!これを実践するぞー!なんて思ったのですが、
何度か読み返すと、あまり心に響かなくなってしまった私ですが・・・)
ふっと力を抜きたいときにはオススメです。
*『私たちのお弁当/クウネルお弁当隊』
ただただ、人様のお弁当を覗いているだけなのですが、
お弁当づくりのテンションがちょっぴりあがりました。
がんばろう~。
GW前に読んだ本の備忘録です。
*食堂かたつむり/小川糸
柴咲コウさんで映画化された作品。
とにかく、美味しそうな小説でした。ザクロカレー、気になる~。ジュテームスープ、飲みたい~。
大人の絵本、のような。さらっと読めて私は好きだったけれど、意外とアマゾンでの評価はキビシイ。。。
*ミーナの行進/小川洋子
初めて小川洋子さんを読みました。
穏やか~なお話なのですが、最後のお手紙が、何気ないのに、じわっときました。
*博士の愛した数式/小川洋子
引き続き小川洋子さん。
深津サンで映画化されました。
この小説、すごく好きです!!最後の解説に、文学と数学の融合した小説だ、みたいなことが書いてあったと思うけれど、まったくそのとおりです。
ルート君という息子が可愛いです。
*ああ、恥ずかし/阿川佐和子他
作家、女優など総勢47名の女性の、こっ恥ずかしい短編エッセイ集。
可笑しすぎて、電車の中で、下を向いて笑いまくったあやしい私。恥ずかしい。
*八日目の蝉/角田光代
今、NHKでドラマ化されている小説です。
ずっと前に、テレビで光浦靖子さんがお勧めしていて、ずっと読みたいな~、と思っている、
という話を会社でしたら、持っている方がいて、貸してくださいました(^^)
久々にどっしりした小説読んだー、と思います。
感動しました。最後のほうに、主人公の友達の、
「私、自分が持っていないものを数えて過ごすのはもういやなの」
というセリフがあります。
日々数えているような私は(--;)、なんだか頭を殴られたような気がしました。
ご無沙汰しております。
3月末から新しい生活が始まりました。
私は仕事をはじめ、息子は保育園に通っています。
夫は、洗濯、その他家事、育児をたくさんしてくれます。
新しい職場なので、緊張はありますが、なんとか日々回っております。
この1年は、中々ゆっくり本を読む時間もなかったのですが、
通勤時間ができたので、1~2日に1冊ペースで本を読む時間ができました。
最近は、読める本の範囲が狭まってきた気もしますが・・・
内容が暗い本や重い本は、今はパス。
さらっと読めて、明るい気持ちになれるものばかりに手が行きます。
特によかったのは↓
『ミタカくんと私』/銀色夏生
こういう小説、大好きです!
何気ない日常なんだけれど、心温まるお話でした。
のんびり元気になりたいときにオススメです。
他に読んだものは
『藤壺』/瀬戸内寂聴
源氏物語の幻の章、「輝く日の宮」を寂聴さんが書かれています。
『いくつもの週末』/江国香織
エッセイ。江国さんの小説は、ご自身の夫婦像がかなり影響していたのかー。
『ああ言えばこう食う』/阿川佐和子・檀ふみ
ひたすら可笑しい!
オススメがありましたら、是非教えてくださいm(__)m
『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎著)を読みました。
あまり語ってしまうと、ネタばれになってしまうので、話を詳しくは書けませんが、
現在と2年前の話が交互に語られ、最後につながります。
3人+1人の物語。
最後、
「!!!そういうことだったのね!!」
と展開にちょっと感動。せつないし。
文章も読みやすかった。
と最近、伊坂幸太郎さんをよく読んでおりますが、
新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した『オーデュポンの祈り』は挫折してしまいました・・・
同じ作家さんでも、人によって、本ごとに、
好みが分かれるのが本の面白さかもなー。
伊坂幸太郎さんはどの小説を読んでも
動物をとても大切にしている感じが伝わってきます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
2009年5月、息子が産まれました。元気に逞しく、面白く、育てたいな・・・と思います。
お料理やハンドメイドが好きなので、亀のような進みですが、自分の作ったものも少しずつ紹介しております。